川島なお美 失恋談をラジオに投稿
女優の川島なお美(53)が10日のブログで、20代の時に出演していたラジオ番組で、自らの失恋談を読者投稿として読み上げた過去を打ち明けた。
川島は今年に入ってから、ブログで時折「35年の軌跡(自叙伝)」を掲載している。初回は2月6日。今年1月末に肝内胆管がんの手術を受けて人生を振り返る気持ちになったのか、退院後すぐ、この自叙伝を書き始めた。
今回は5回目で1987年、川島の26歳当時のことを書いている。
その頃、川島には4年間付き合っている年上の彼がいた。「結婚したいなとも考えていました」。しかし、すき間風が吹き始める。
「忙しく仕事している間にすれ違い 彼がだんだん遠ざかっていく気がして」彼の親友を問い詰めたところ、「ほかに彼女がいる」と明かされた。
ラストデートは免許を取ったばかりの川島の運転でBMWに乗り、葉山へ。彼は新しい彼女の存在を認め「君は素敵だし仕事も持ってるけど 彼女には自分しかいない」と別れを切り出した。そして最後に訪れた彼の家は、もう新しい彼女の色に染まっていて、川島は初めて泣いた。
「数日は何も手につかずぼおっとしていました」
しばらくしてから、その心情を文章に書いて、自分が出演するラジオ番組に投稿した。
その手紙を、自分の書いたものとは言わずスタッフに見せて『この人の手紙読んでもいいですか?』とOKを取り、「自分宛に匿名で送った手紙を」番組の中で読み上げた。「4年一緒だった恋人への感謝とさよならを綴った手紙 彼が聴いてくれてると信じて…」
そんなふうに大恋愛にけじめを付けた昔を、川島は「女性として 少し大人になった1987年でした」と懐かしんだ。