クラプトン「最後かも」来日ツアー開幕

200回目の日本公演を行った“ギターの神様”エリック・クラプトン=東京・日本武道館
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 英国の超大物ロックギタリストで歌手のエリック・クラプトン(68)が18日、来日40周年記念ツアーを東京・日本武道館でスタートさせた。クラプトンの来日公演は2011年12月以来となる。

 1974年10月31日に同所で初来日公演を行い、この日が200回目の日本公演となったクラプトンは、ツアーのパンフレットで日本のファンへのメッセージを寄せ「長い旅が、そろそろ終わりに近づいてきました」「最後のものとなるかもしれないツアー」「皆さんのもとを訪れ(中略)サヨナラをいう。そういうことを今、きちんとしておきたい」と、ツアー引退を示唆。今回が最後の来日となる可能性もある。

 「若返ることはない」「歳をとった」ともつづったクラプトンだが、本番では気心の知れたポール・キャラック(キーボード)やネイザン・イースト(ベース)、スティーヴ・ガッド(ドラムス)らを率いて、1曲目の「テル・ザ・トゥルース」からアンコールの「ハイ・タイム」まで全18曲、猛烈にギターを弾きまくった。もちろん、ソロもたっぷりだ。

 2001年以来、13年ぶりの解禁となる大ヒット曲「ティアーズ・イン・ヘヴン」や、昨年7月26日に死去した盟友J・J・ケイルの「アフター・ミッドナイト」「コカイン」などに1万人のファンは酔いしれ、ファンの年齢層は高かったが本編ラストの「コカイン」ではアリーナが総立ちになった。

 英国ロック愛好家には知られたキャラックも「オネスト・マン」「ハウ・ロング」「ハイ・タイム」で渋いノドを聞かせた。

 日本ツアーは武道館4回(18、20、21、28日)の他に23日・横浜アリーナ、25日・愛知県体育館、26日・大阪城ホールでも行われ、7公演で6万5000人を動員する。

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