森昌子 スナバの鳥取県にスタバ誘致を

「とっとりふるさと大使」に任命された森昌子=東京都千代田区の都道府県会館
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 歌手・森昌子(55)が24日、都内で鳥取県の平井伸治知事(52)から「とっとりふるさと大使」に任命された。同県を国内外にPRする大役を任された森は、その第1弾として、同県にコーヒーチェーン「スターバックスコーヒー」の誘致を掲げた。

 同県は、日本で唯一、スタバの店舗がない県。昨年、隣の島根県に店舗が進出して、最後の空白県になった。ニュースなどで取り上げられた際、同知事が、名所・鳥取砂丘にかけて「スタバはないけど、日本一のスナバ(砂場)はある」と発言。話題となった。

 コーヒー好きの森は、日ごろからスタバの商品を愛飲している。この日も知事の言葉を借りて「スタバはないけど砂場はある」とPR。さらに大使としてスタバ空白県からの脱却でイメージアップを図るため、誘致に前向きな姿勢をみせた。「ぜひスタバを作ってもらって、知事とスタバのコーヒーを砂場で飲みたい」と話し、そのためにも尽力することを誓った。出店が決まった際には、知事と一緒にテープカットなどを行うプランなども、今後浮上する可能性もある。

 もともと森は、栃木県出身だが、今回はNHK鳥取放送局制作のBSプレミアム「ちょっとは、ダラズに。」(29日、後10・00)の撮影で昨年、1カ月ほど同県に滞在。すっかり気に入ったようで、以後「第二の故郷」と公言していたことが、大使就任につながった。

 この日は平井知事から「ぜひ移住してください」との申し入れがあり「ぜひ移住したいですね」と即答。そのためにも、スタバは必需だ。

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