猪木議員、張成沢氏処刑の説明あった

 北朝鮮訪問から16日に帰国した日本維新の会のアントニオ猪木参院議員(70)が17日、テレビ朝日系の情報番組「ワイド!スクランブル」(月~金曜 前11・25)に生出演、前回訪朝した際に会談した張成沢国防委員会副委員長(当時)の粛正で今回同行する予定だった他の議員が「様子見」したことを明らかにした。

 また現地では1時間以上会談した金永日朝鮮労働党書記(国際部長)が張氏の処刑について、「反党、反逆」などの表現で説明があったことを明かした。

 さらには「他の方の話の中では『あまりにも権力を振りかざし過ぎた』」と張批判を聞かされたり、「実際にビジネスをやってる方は(張氏粛正で)ビジネスがやりやすくなった」と、これまではすべて張氏を通さなければならなかった実状も耳にした。

 番組コメンテーターのデーブ・スペクターに「開放とか、自由とかは感じますか?」と尋ねられ「読みにくいところです。これから…」と言葉尻を濁した。

 猪木議員は帰国途次の北京で16日、「緊張感はあまりなかった。平穏だった」と平壌市内の様子を伝え「(張成沢氏の)粛正のいきさつの説明はあった」と語ったが、その内容については明らかにしていなかった。

 今回の滞在中には金永日書記をはじめとした要人と会見、日本の国会議員団の訪朝を要請する招へい文書を預かってきた。また金正恩第一書記の指示で建設された馬息嶺スキー場を訪れるなどした。

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