桂春団治 転倒し肋骨骨折していた

 体調不良のため療養中の落語家・桂春団治(83)が、今秋に入院先の病院で転倒し、肋骨(ろっこつ)を骨折していたことが28日、分かった。現在はコルセットをつけて自宅療養中だという。この日、弟子の桂春之輔が大阪市内で取材に応じて明かした。

 春之輔によると、春団治は3カ月ほど前に、個室の病室内で負傷。トイレに立つ際は看護師を呼ぶよう指示を受けていたが、気を遣ってひとりで用を足した際に転倒し、肋骨を複数箇所、ひびが入るなど骨折したという。

 春之輔は「体調はぼちぼちで、元気に大きな声で私を叱っておりますが、復帰はそれ(コルセット)が取れてから。完ぺきに治してからになります」と説明した。

 春団治は今年夏場から療養を兼ねて入院。当時は足の爪を痛めるけがも負っていたため復帰が遅れ、出演予定だった9月の東京での落語会と、11月の京都南座公演を休演。それぞれ代役を笑福亭鶴瓶、桂文枝が務めていた。

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