11年ぶりに音楽活動を再開したタレントで歌手の西田ひかる(41)が６日、大阪市内でデビュー25周年記念ライブ「Ｊｕｓｔ　Ｓｉｎｇｉｎ’」の最終公演を行った。

　02年に一般男性と結婚し、２人の男児の母として７年前から兵庫県西宮市に住む西田は「まさか関西（公演）が地元ライブになる日がくるとは」と笑顔。子供には見せたことがないというフリフリ衣装やショートパンツ姿で、「客席と近いので照れくさいです」とはにかみながら、ヒット曲「人生変えちゃう夏かもね」など14曲を熱唱した。

　小学校１年生の長男(７)と幼稚園児の次男(３)は世代的にＰｅｒｆｕｍｅや、きゃりーぱみゅぱみゅのファンだというが、自身のアイドル時代のＤＶＤを見せたところ「食い入るように見てくれました」と、うれしそうに明かした。

　今後も、子育てを大切にしながら、音楽活動も続けていきたいといい「（活動再開して）歌ってると、また紅白なんて気にもなっちゃって」と照れ笑いしていた。

　一方、西田はＡＢＣの名物番組「探偵！ナイトスクープ」に不定期で顧問として出演しており、今回、桂小枝、松村邦洋、長原成樹の探偵役３人が降板することについて「この探偵さんにしかできないネタがそれぞれにあって、おもしろくて大好きだったので残念」と惜しがった。

　スタジオでは松村がモノマネで楽しませてくれたことなどを振り返りながら「また番組に、違った新しい風が吹けばいいですね」と期待していた。