板東英二に、MBS社長も潔白説明要求
毎日放送(MBS)の河内一友代表取締役社長が23日、大阪市内で開いた新春社長会見で、個人事務所が名古屋国税局から約7500万円の申告漏れを指摘されたタレント・板東英二(72)について「ご本人の関与があったのかどうか説明してほしい」と述べた。
今回の問題は同国税局がうち5000万円は仮空外注費などによる「所得隠し」と認定しており、同局は今月4日から板東のレギュラー番組「板東英二の欲バリ市場」の放送を見合わせている。またMBSラジオ「おばあちゃんと話そう」も放送休止の措置をとっている。
板東はMBSラジオのプロ野球解説者も務めているが、“潔白”をしっかりと説明しない限りは、厳しい措置が続きそうだ。
板東の問題を巡っては、「おはよう朝日です」への板東出演を見合わせている朝日放送(ABC)も、16日に会見した脇阪聰史社長も「ご本人が会見されるのかどうか。逆に教えてほしい」と、板東本人による説明を求めている。