女子バスケ川淵会長 メダル獲得に挑む
日本バスケットボール協会は6日、都内でリオデジャネイロ五輪に出場する女子日本代表「アカツキファイブ」の内定選手12人を発表した。主将の吉田亜沙美(28)=JX-ENEOS=を始め、米WNBAで活躍する渡嘉敷来夢(24)=シアトル・ストーム=らが順当に選出された。
かつてないタレントが揃い、「史上最強」とも言われる現代表。12年ぶりの出場となる五輪では、メダル獲得に挑む。日本協会の川淵三郎会長は「ぜひメダルを獲ってきて欲しい」とハッパを掛けると同時に「『史上最強』といわれるチームはろくな結果にならないチームが多い。(サッカーの)ドイツW杯もそうだけど、いい成績を収めていない。惑わされないで、ともかくメダルをぜひ獲得してほしい」と、中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一という“黄金の中盤”を擁しながら06年のW杯で1次リーグ敗退に終わったジーコジャパンを“反面教師”に出し、選手たちを引き締めた。