リオデジャネイロ五輪の柔道女子日本代表は26日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで代表決定後初の強化合宿を報道陣に公開し、2連覇を狙う57キロ級の松本薫(ベネシード)や52キロ級で3大会連続出場の中村美里(三井住友海上)ら代表7人が勢ぞろいして稽古した。
チームの軸となる松本と中村は打ち込みで技の確認を行った後、乱取りで汗を流した。代表最年長となる28歳の松本は「4年前に比べ、今は自分で考えて畳に立っている。ロンドン五輪とは違う私がいる。持ち味をしっかりと出して2連覇したい」と意気込んだ。