バド賭博、平岡専務理事残念でならない

 違法性が疑われる国内のカジノ店に出入りしていたことが判明したバドミントン男子の桃田賢斗(21)、田児賢一(26)が所属するNTT東日本は7日、部員への事情聴取の中間報告を行い、2人がカジノ店に出入りし、賭博行為をしたことを認めたと発表した。また、他の一部部員もカジノ店への出入りを認めたという。

 これを受けて日本オリンピック委員会(JOC)の平岡専務理事は「最終的な事実の確認中」とした上で「IOCもJOCも賭博や八百長には厳しい態度で臨んでいる。特に桃田選手はトップアスリートでリオでメダルを狙える期待があった選手。残念でならない」と、話した。

 日本バドミントン協会は違法性が認められた場合、厳しい処分を課す方針を固めており、世界ランク4位で五輪出場権獲得が濃厚な桃田について、同協会の銭谷専務理事は「見通しは非常に厳しい。(五輪派遣の)JOCへの推薦はできない」と、話している。協会は10日に緊急理事会を開催し、処分を正式に決定する。

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