2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場の一つとなる大分市が、PRキャラクターのデザインに日本代表の桜のロゴマークを日本ラグビーフットボール協会(東京)の許可なく使用し、取り下げていたことが8日、分かった。マークは協会が商標権を持ち、利用には事前の許諾が必要だった。
大分市は1月下旬、高崎山自然動物園(同市)のPRキャラクター「たかもん」が、桜のマークをあしらった紅白のジャージーを着ているデザインを高崎山ホームページ(HP)で公開した。協会関係者が気付き、市に「商標権の侵害になる」と連絡したため、2月18日、HPから削除した。