レスリングのアジア選手権出場の日本女子代表が21日、開催地のバンコクから羽田空港に帰国。48キロ級で3位にとどまったリオデジャネイロ五輪代表の登坂絵莉(至学館大)は「悔しいが、負けて自分がどう変われるか。金メダルを取るために、もっと集中して頑張る」と力を込めた。
世界選手権3連覇中の登坂は準決勝で中国選手に敗れた。2012年9月以来の敗戦となり、連勝も59で止まった。
ほかのリオ五輪代表は優勝。63キロ級の川井梨紗子(至学館大)が「失点など課題が見つかった」と気を引き締め、69キロ級の土性沙羅(至学館大)は「得意のタックルを磨いていく」と意気込んだ。