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元幕内の大道が引退「小野川」襲名へ

引退会見を行った大道(撮影・村中拓久)
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 「大相撲初場所、12日目」(21日、両国国技館)

 元幕内で西幕下2枚目の大道(33)=本名・中西健二、阿武松部屋=が21日、引退を発表し、両国国技館で会見した。年寄「小野川」を襲名する。

 専修大出身で阿武松部屋に入門し05年春場所で初土俵を踏んだ。10年春場所で初十両に昇進し、11年名古屋場所で初の幕内昇進。最高位は東前頭8枚目。

 11年に及んだ現役人生に「小学生のころから相撲をやらせてもらって、充実した相撲生活だった。全く悔いはない。稽古はつらかったけど、うれしいことの方がいっぱいあって幸せでした」とやり切った表情。引退理由を「自分の力を出して勝てなくなったのを身に染みて感じた。勝てなくなってそろそろだと思った」と語った。

 昨年秋場所で十両から陥落したが、1場所で十両復帰。「体も元気だったし、もう1回頑張ろうと思った」と一念発起したものの、今場所は再び幕下陥落。「巡業で十両とやっても勝てない。自分の力は落ちている」と感じ、18日に1勝4敗と負け越した時点で引退を決断した。

 思い出の一番は十両だった先場所、千秋楽で今は幕内の正代(時津風)と取ったこと。「勝てば十両残留もあったけど、若手の強い子とやって、気持ちよく押し出された。負けたけど思い出に残っている」と引導を渡されたように感じた。

 今後は親方として指導する立場に。「阿武松親方の力になれるように頑張りたい。自分が地味な相撲取りだったので、お客さんが『あいつの相撲良かったな』と思える弟子を育てたい」と抱負を述べた。

 師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)は「幕内に上がって得意の右四つ、左上手で投げて決まった時に光るものはあった。その態勢になるまで苦労した。一生懸命頑張った相撲人生だったと思う。幕下の時にあごの骨を折って、それでも積極的な相撲で十両、幕内と上がった。大道を見て、あきらめちゃダメだ、食らいついて行かないと、と思った」と、まな弟子をねぎらった。

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