羽生結弦 世界選手権で再び“神演技”

 日本スケート連盟は27日、全日本選手権終了後にフィギュア委員会などを開き、16年世界選手権(来年3月30日開幕・米ボストン)の代表選手を決定した。

 2枠の男子は全日本4連覇を達成した羽生結弦(21)=ANA、同2位の宇野昌磨(18)=中京大中京高=を順当に選出。3枠の女子は連覇を達成した宮原知子(17)=関大高、本郷理華(19)=邦和スポーツランド、浅田真央(25)=中京大=が選ばれた。

 世界選手権の前哨戦となる四大陸選手権(来年2月・台北)代表は、男子は宇野と無良崇人(24)=洋菓子のヒロタ、女子は世界選手権代表の宮原、本郷、浅田が出場する。男子の羽生は、事前のアンケートで出場希望がなかったという。

 代表発表後、氷上でマイクを握った羽生は「全日本では悔しい思いをしたので」と、久々にミスの出た今大会を振り返りながら「今季を通じて成長できているところも、できていないところもある。しっかり練習して、いい演技ができるように頑張りたい」と、世界選手権でのパーフェクトな演技を誓った。

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