「フィギュアスケート全日本選手権・第３日」（２７日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ）

　女子フリーの公式練習が午前中に行われ、全日本初挑戦の本田真凜（１４）＝関大中＝は演奏曲に会わせて３回転サルコー－３回転トーループを成功。その前の滑走練習では２度ほど転倒していたが、本番リハーサルでは好感触を得たもようだ。

　前日のＳＰ（ショートプログラム）で前半はジャンプを成功させたが、後半には転倒シーンもあり１１位。フィギュアスケーターで子役タレントの妹・本田望結（１１）ら家族がスタンド観戦したが、演技後は「妹には全然いいところを見せられなかった。フリーでは頑張る」と順位アップを誓っていた。

　女子フリーの演技時間は約４分の規定で、ジュニアより約３０秒延長される。大会前に本田は「ジュニアグランプリ（ＧＰ）後はフリーの時間を長くして練習してきました。すごくいい練習ができ、ミスもなくできました。ＳＰ（ショートプログラム）とフリーは全然違うので、その違いを見てもらいたいです」とも語っていた。