登坂絵莉、浜口京子はあこがれの選手

報道写真展の開幕セレモニーに出席し、写真をまねてガッツポーズをする登坂絵莉=東京・日本橋三越本店(撮影・村中拓久)
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 レスリング女子48キロ級で世界選手権3連覇中の登坂絵莉(22)=至学館大4年=が16日、東京・日本橋三越本店で始まった「第56回2015年報道写真展」(24日まで、入場無料)のオープニングセレモニーに出席した。同75キロ級の浜口京子がリオ五輪断念を表明したことを受けて「あこがれの選手でした。私も京子さんのような成績を残したい」とコメント。世界選手権5度優勝、五輪3大会出場で銅2つの実績を持つ浜口の後に続くことを誓った。

 浜口が第一線を退くことは、関係者を通じて事前に聞いていたという。「何回も世界チャンピオンになられて、一緒に(海外の)大会にも行きましたし、レスリングだけじゃなく人として尊敬できる方です。でもまだ現役続行と聞いているので」と、今後も浜口との交流を期待した。

 登坂は21日からの全日本選手権(代々木第2体育館)に出場すれば、初の五輪切符を手にする。この日は報道写真展で、2015年の出来事を振り返る約350点のニュース写真を見て回り「こんなことあったなとか思い出しながら見ました。念願の世界一が獲れた9月の世界選手権から、あっという間に3カ月ですね。すぐにオリンピックが来ちゃう」と気合を入れ直していた。

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