有罪の五輪義足選手、上訴方針 南ア、恋人射殺
【ナイロビ共同】南アフリカの首都プレトリアの自宅で恋人の女性を射殺したとして、最高裁から殺人罪で有罪判決を受けた両脚義足の五輪ランナー、オスカー・ピストリウス被告(29)の弁護団は8日、判決を不服とし、憲法裁に上訴する方針を明らかにした。地元メディアが伝えた。
プレトリアの高裁は同日、来年4月以降に殺人罪の量刑が言い渡されるまで被告の保釈を認めると決定した。最高裁は今月3日、過失殺人罪で禁錮5年とする高裁判決を破棄し、量刑の重い殺人罪の適用を言い渡した。