2場所連続休場明け日馬富士2年ぶりV

関係者に万歳で祝福され満面の笑みを浮かべる日馬富士(中央)=撮影・佐藤厚
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 「大相撲九州場所・千秋楽」(22日、福岡国際センター)

 右肘負傷による2場所連続休場明けの横綱日馬富士(31)=伊勢ケ浜=が13年初場所以来、2年10か月ぶり7回目の優勝を決めた。全休明けの優勝は、09年初場所の横綱朝青龍以来。

 日馬富士は大関稀勢の里に寄り切りで敗れ2敗目を喫したものの、横綱白鵬が同鶴竜に寄り切りで、前頭10枚目の松鳳山が同3枚目の安美錦に素首落としでそれぞれ敗れて3敗となり、優勝争いから脱落した。

 優勝決定戦に備えて体を動かしていた日馬富士は「負けてるから優勝した気がしない」と、やや複雑な表情。師匠の伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「長かった。待ちくたびれてよ」と笑いながら「稽古不十分な中、トレーニングをしたり巡業に出かけたりと頑張った成果。(2日目、大砂嵐に)1敗して後半からスピードが増してきた」と褒めあげた。

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