瀬戸大也、新水着で泳速度アップ!

アリーナの新水着発表会に登場した(左から)立石諒、入江陵介、瀬戸大也
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 競泳男子で、8月の世界選手権400メートル個人メドレーで金メダルを獲得し、16年リオデジャネイロ五輪代表に内定している瀬戸大也(21)=JSS毛呂山=が17日、都内で行われた株式会社デサントのブランド「アリーナ」の新水着発表会に出席した。内転筋をサポートすることでドルフィンキックが打ちやすくなり、平均2・4%の泳速度アップが見込めるという新商品に「水着に頼りたくない部分もあるけど、(五輪に向けて)武器になる」と好感触を示した。

 型破りの爆発力が武器である瀬戸は、五輪シーズンを戦う相棒にも“自由度”を求めた。来年から身につける新水着は、締め付けによってパワーアップが見込める「パワータイプ」と、着心地や動きやすさを重視した「フレックスタイプ」の2種類だ。

 研究にも協力した瀬戸は、より自由度の高い「フレックスタイプ」に好感触を示し、「個人メドレーは動きやすさが大事。これなら400メートルでも最後まで強いキックが打てそう」と期待を寄せた。

 デサントと共同研究を行っている筑波大の高木英樹教授は「(他メーカーとの競争で)水着そのものによる差別化はもう難しいので、選手の泳ぎを最大限アシストできるものを開発した」と話し、「(新水着は)うまくいけばタイムを0・2~3秒縮められる可能性がある」と明かした。

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