内村V、世界体操へ課題も 全日本シニアで4冠

 体操の全日本シニア選手権は20日、福井県の鯖江市総合体育館で行われ、男子個人総合は左肩痛から回復して4カ月ぶりに実戦復帰した内村航平(コナミスポーツク)が6種目合計91・550点で4連覇を達成した。世界選手権(10月23日開幕・英グラスゴー)に向けて自己最高難度の演技構成を試したが、あん馬で落下、跳馬では着地が乱れるミスが出て課題も残した。

 内村はチームの7連覇に貢献した団体総合、種目別の床運動、平行棒と合わせて4冠に輝いた。

 女子個人総合は美濃部ゆう(朝日生命)が4種目合計55・150点で3連覇を果たした。

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