女子シングルス一昨年覇者の山口が8強

 「バドミントン、ヨネックス・オープン・ジャパン」(10日、東京体育館)

 女子シングルス2回戦で、世界ランク10位で13年大会覇者の山口茜(18)=勝山高=が同15位のチャン・ベイウェン(米国)を2-0で破り、8強入りを決めた。

 試合時間26分という“瞬殺”だった。相手はネット際が得意と読んでいたものの、「意外と後ろに打ってきた」と、淡泊なラリー戦となった。「昨日に比べてミスが多かったけど、相手のミスで助けられた」と試合を振り返ったが、満足いかない様子。「ラリーが続かなくて、あまり内容がなかった。物足りない」と、“消化不良”に終わった一戦に首をひねった。

 11日の準々決勝は、12年ロンドン五輪金メダリストの李雪芮(り・せつぜい)=中国=と対戦する。今年6月のインドネシア・オープンで一度破っている相手だが、「今日とは違って、あしたは拾って拾ってつながないとチャンスはない。ミスを減らして我慢したい」と、打倒強敵に気合を入れた。

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