北京コースの大気汚染は?マラソン視察

 8月に中国、北京で行われる陸上の世界選手権男子マラソン代表の今井正人(31)=トヨタ自動車九州=、前田和浩(33)=九電工=、藤原正和(34)=ホンダ=が13日、本番コース視察のため、北京に出発した。

 コースとともに気になるのは、大気汚染。現地では微小粒子状物質「PM2・5」によるスモッグなどの大気汚染が深刻な問題となっており、昨年の北京マラソンでは棄権者が続出。ガスマスクをして走るランナーもいたという。ベテランの藤原は「喉が痛くなるとか聞く。マスクをして走るわけにはいかない。どういう感じか見てきたい」と話した。

 東京マラソンで日本男子3年ぶりの2時間7分台をマークし、エースの期待がかかる今井は「意識はしているが、僕1人が言って改善されるものでもないし、それが普通だと思って走らないと」、前田も「全然考えていない。みんな同じ条件ですし」と、腹をくくっている様子だった。

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