バド世界一 タカマツ組けがで絆深まる

 14年のバドミントンのスーパーシリーズ(SS)ファイナルで女子ダブルスを制した高橋礼華(24)=日本ユニシス、松友美佐紀(22)=同=組が21日、成田空港から欧州遠征に出発した。ドイツオープン(24~3月1日)、全英オープン(3月3~8日)を戦う。

 世界一ペアは今年初の試合となるが、左足首を故障している高橋は本調子ではない。「初の試合なので、試合勘を取り戻したい」と高橋。松友も「久しぶりの試合なので、少し不安はある」と、慎重さを見せた。

 ただ、高橋の故障で世界一ペアの絆はより強くなった。「自分も膝をケガしたときがあって、あらためて今回、お互いのありがたみを実感した」と松友。「(高橋は)行ってほしいところで行ってくれる」。呼吸の合った2人のプレーは、「1+1」以上の化学変化を起こそうとしている。

 16年リオデジャネイロ五輪出場権がかかるSSが始まる。「(欧州遠征で)中国や韓国のペアと当たって、しっかり対応できるようにしたい」と高橋。松友も「結果はどうなっても、しっかり戦いたい」。世界一ペアは、あくまで挑戦者として、さらなる高みを目指す。

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