国枝らが文科相に大会報告 マルチサポート事業に感謝

 仁川アジアパラ大会の日本選手団で主将を担った車いすテニス男子の国枝慎吾(ユニクロ)や、開閉会式で旗手を務めた陸上女子の高桑早生(慶大)らが31日、文部科学省に下村博文文科相を訪れ、単複2冠の国枝は首に提げた二つの金メダルを示し「しっかり二つ取ってきました」と大会報告を行った。

 栄養や医科学面などで選手を支援する文科省のマルチサポート事業が合計143個のメダル獲得に一役買った。国枝は「ビデオ解析で相手を丸裸にできた」と話し、高桑も「お弁当に助けられました」と感謝した。

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