白井健三が試技会ゆかで貫禄のトップ

 10月の世界選手権(中国、南寧)に挑む体操男子日本代表が2日、都内で試技会を公開した。

 日本代表としての初めての団体戦と、種目別ゆかで2連覇を狙う白井健三(18)=岸根高=は、そのゆかでトップの16・300点、跳馬でも内村航平と並びトップタイの15・300点をマーク。6種目合計は88・200点で「(先日の)全日本ジュニアよりも良かったですね。出しどころを間違えました」と笑顔を浮かべ、充実ぶりを伺わせた。

 将来を見据え、鉄棒の降り技フェドルチェンコや、跳馬のリ・シャオペンという高難度技の習得にも意欲的に取り組んでいる。

 先月24日に18歳の誕生日を迎えたばかり。3人兄弟の次兄晃二郎(日体大)から腕時計をプレゼントされたそうだが「腕時計に似合う私服を先に用意して欲しかった。僕、すごくださいんで。私服レベルが低いんです」と、悩みを告白していた。

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