【南京共同】14~18歳を対象とし、選手への五輪精神の教育を重視する第2回ユース五輪が16日、中国の南京で開幕する。2020年東京五輪を見据える日本選手団は15日、会場で本番に備えたが、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱の各国への影響や市民の反日感情が懸念される。
ユース五輪は国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ前会長が若者のスポーツ離れを危ぶんで発案し、第1回は10年にシンガポールで開催した。選手は競技終了後も閉会式まで滞在し「文化教育プログラム」に参加。反ドーピングやフェアプレーの精神、国際問題などを学ぶ。