キム・ヨナ異議棄却に韓国で怒りの声
国際スケート連盟(ISU)が3日、ソチ五輪フィギュア女子でキム・ヨナ(韓国)が銀メダルに終わったことを不服とする韓国スケート連盟と韓国オリンピック委員会からの異議申し立てを棄却した。ISUの棄却発表に対し、韓国国内では、怒りの声が渦巻いている。
6日の朝鮮日報(電子版)は「ISUの異議申し立て棄却に韓国ネットユーザーは怒りの声」との見出しで記事を掲載。
「キム・ヨナ選手の異議申し立てが棄却されたとニュースで知った人々は、ネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などに『本当に荒唐無稽(むけい)であきれてしまう』『キム・ヨナ、がっかりしないで!』『韓国人の心の中では金メダルだ』などと書き込んでいる」と報じた。
また、同紙では「ソチ五輪のフィギュア審判団には1998年の長野冬季五輪で判定を操作しようとして1年間の資格停止処分を受けたユーリ・バルコフ氏=ウクライナ=と、ロシア・フィギュア連盟元会長の夫人アラ・シェコフセバ氏=ロシア=が含まれており、シェコフセバ氏は金メダルを取ったアデリナ・ソトニコワ選手=ロシア=とハグしたため、審判員構成に疑問が呈されていた」と伝えている。