大阪桐蔭が2大会連続で府大会決勝進出

ベンチから戦況を見つめる大阪桐蔭・西谷監督=舞洲
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 「春季高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭5-1関大北陽」(14日、舞洲)

 大阪桐蔭が関大北陽を寄せ付けず、昨秋に続き2大会連続で決勝進出を果たした。15日に行われる決勝では履正社と激突することが決まり、西谷浩一監督は「こちらも意識してしまうゲームですから。しっかりと組んで戦いたい」と力を込めた。

 第1試合では履正社のエース・寺島の投球をじっくりと観察し「素晴らしいピッチングを目の前で見せられました。大阪で一番というより、全国で何番目かの投手。なかなか打ち崩すのは難しいですね」と語った指揮官。チームはこの春、エース・高山をはじめ故障者が続出した。「僕もこんな経験はあまりない」と語るほどギリギリのメンバーで戦い、この日も関大北陽を2本のアーチで圧倒した。

 「この春はチームでというよりも、個々のレベルを上げること。パーツ、パーツをそろえて夏までに組み上げたい。そのためにも明日の試合をしっかり戦って、1試合でも多く公式戦をやりたい」と力を込めた西谷監督。ライバルの履正社とは昨夏の大阪大会1回戦で激突し、舞洲が大渋滞するなどの熱狂ぶりを見せた。試合は大阪桐蔭が逆転で当時2年生だった寺島を撃破。昨秋の大阪大会では準決勝で激突し、再び大阪桐蔭が逆転勝ちで履正社を退けた。

 決勝は15日に舞洲で、3位決定戦の後に行われる。

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