「西武１０－０日本ハム」（５日、西武プリンスドーム）

　大谷の野手スタメン起用も実らず、初の零封負けを喫した。岸の前にチームもわずか１安打。栗山監督は「岸を見れば１点勝負になる。先にいかないと（点を取らないと）こういう展開になる」と先制点が取れなかったことを敗因に挙げた。

　得点力アップへ「５番・指名打者」で出場の二刀流にいきなり好機が回って来た。１打席目の二回無死一塁。岸の初球を引っ張った。鋭い打球も二塁正面に飛び、併殺打。「ちょっと先でも当たりはよかった。全体的に（打撃の内容は）よかったんですけど」。この日は２打数無安打に終わり残念がった。

　前カードソフトバンク３連戦勝ち越しも、今季初対決の西武を相手に大量１０失点で大敗。５日も野手で出場予定の二刀流が連敗阻止へ勝利につながる打撃を見せる。