明大19年ぶりの投手主将 柳が就任
東京六大学野球リーグの明大が23日、東京都府中市内の同大グラウンドで年内の練習を納めた。来秋ドラフト候補右腕の柳裕也投手(3年・横浜)は、明大では川上憲伸(前中日)以来19年ぶりとなる投手の主将に就任。「ポジションを関係なしに指名していただいた。2シーズン優勝から遠ざかっているので、まずは春に優勝できるようにしっかりやっていきたい」と、3季ぶりの優勝奪回を誓った。
今秋リーグ戦では5勝を挙げて初のベストナイン選出。野球人生で初めての主将となるが「言われて驚きはなかった。秋ぐらいから自分が引っ張るつもりでやっていた」と、落ち着いて大役を引き受けた。負担は増えるが、指名した善波達也監督も「1年生からキチッとした積み重ねができている。成長するための一つの材料にしてもらいたい」と信頼は揺るぎない。
個人的な目標は「秋の数字が最低ライン」と設定した柳。ハードルをクリアして「目指すところ」というプロへの扉も開く。