清原和博氏、唯一の記念品はヘルメット

 元プロ野球選手の清原和博氏が18日、現役時代の記念グッズが手元にヘルメット一つしか残っていないことを公式ブログで打ち明けた。

 大選手の割りにはあまりタイトルに恵まれなかった清原氏だが、プロ入りした1986年の新人王をはじめ数多くの表彰を受け、2122安打、525本塁打、1530打点の通算成績の中には多くの節目を刻むボールやバット等の記念品が残されたはずだ。

 しかし、清原氏は部屋の中を見回して「一切ない 全てお世話になった方々にいただいてもらった」とあっけらかんと明かした。

 そしてただ一つ、残しているのが「23年間 自分の頭を守り続けてくれたヘルメット」なのだという。

 清原氏は頭が大きくてなかなか合うサイズがなく、新人で入った西武時代、やっと倉庫で見つけたホコリのついたヘルメットには「なんと19 野村監督の最後の現役時代の番号!!」。西武で一捕手に戻ってプレーした野村氏の予備として倉庫に置かれていたものだった。

 そのヘルメットを、清原氏は現役時代を通じて使い通した。「毎年色を塗り替えた」とはいうものの、あちこちにムラが残り、取っかえ引っかえ使う他の選手のピカピカヘルメットの中では異彩を放っていた。

 だから、「このヘルメットだけは 唯一のプロ野球で生き抜いた証です」と、清原氏はこれだけは手放せなかった。

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