日本ハム・栗山英樹監督（５４）が５日、東京都内で行われた東京学芸大野球部４０周年会に出席。４日に札幌の球団事務所で２億円で契約を更改した大谷翔平投手（２１）に来季、金額に見合う活躍を求めた。

　１億アップの２億円でサインしたことを知らされると「ええっ、そうなの。知らなかった」と驚きの表情。「２億をもらうというのは、自分たちがどういうふうにやらないといけないか。ちゃんとやらないとね」とくぎを刺した。　あいさつの席では、チームが今季２位に終わったことを踏まえ、打倒ソフトバンクへの思いを口にした。「来年、ピッチャー（の層）を厚くして、絶対的なものにするため、いろんなことを考える」と指揮官。そのためにも、大谷のさらなる飛躍を期待した。