桐生第一、2年ぶりセンバツ確実に

 「高校野球・秋季関東大会準々決勝、桐生第一6-1浦和学院」(3日・大宮公園)

 桐生第一が快勝で準決勝進出を決め、2年ぶりとなる来春センバツ出場を確実にした。

 二回に1番・追川恵太外野手(2年)の右前適時打など3安打に2死球を絡めて3点を先制。四回にも追川の左中間を破る適時三塁打などで2点を加え、有利に試合を進めた。

先発した左腕・内池翔投手(2年)は、ソロによる1失点のみで完投した。

 「先取点が試合を左右すると、選手には伝えていた。浦学さんは初戦の硬さもあったのでは。あの3点が大きかった」と福田治男監督。99年夏に全国制覇した強豪だが、最近は県内で高崎健康福祉大高崎や前橋育英の台頭が目立っていただけに「この結果が群馬県の流れを変えていくことになれば」と、復権へ意欲をにじませた。

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