大阪桐蔭5回コールドで近畿ベスト8

 「高校野球・秋季近畿大会・1回戦、大阪桐蔭11-1近江兄弟社」(18日、皇子山球場)

 大阪桐蔭(大阪2位)が近江兄弟社(滋賀2位)を五回コールドで圧倒し、8強へ進出した。

 二回に1点を先制されたが、直後に打者10人の猛攻で一挙6点を奪って試合をひっくり返した。四回にも再び打者一巡で5点を奪い相手を圧倒。西谷浩一監督(46)は「大阪大会ではどうしても当てに行ってしまって腰の据わったバッティングができなかった。この1週間、そこを重点的にやってきた」と言う。

 さらに「このチームは夏に負けて、秋も勝ちきれなかった。選手にも私にも甘さが出た。だからこの大会は勝ちに行く。泥臭く、勝ちを目指してやっていく」と指揮官。今夏は大阪大会の準々決勝で大阪偕星学園に敗れ、秋季大会の決勝でも大商大堺に延長戦の末、苦杯をなめた。

 「勝つためにこういう場面でこうするといったことを泥臭くやっていく」と西谷監督。下級生ながら二塁手のレギュラーでセンバツ4強を経験した永広は「強く振ることでビビらせるではないですけど、相手にプレッシャーを与えることができる。大阪大会では決めきれない試合が多かったので、この1週間、自分にプレッシャーをかけてやってきた。きょうは良かったと思います」と力を込める。

 近江兄弟社に反撃の機会を与えることなく、一気に五回コールドで押し切った大阪桐蔭。もう一度、圧倒的な強さを取り戻すために-相手を威圧するフルスイングを目指す。

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