ソフト内川シリーズ男だ!連夜の決勝点

お立ち台でスタンドに手を振るバンデンハーク(右)と内川
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 「パCSファイナルS・第2戦、ソフトバンク6-1ロッテ」(15日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクのキャプテン、内川聖一外野手が2試合連続の決勝点で2夜続けてお立ち台に立った。1-1で迎えた六回に低めの球を左翼にはじき返す2点適時二塁打を放ち、これが決勝点となった。

 前日の第1戦では延長十回にサヨナラ打を放った連夜のヒーローは「気分は最高です。こんなに気持ちいいことはないですね」と笑顔。「早いうちに点をというのがあった。ここで打つしかないなというの(思い)で打ちました」と打席を振り返った。

 短期決戦のCSでチームを勢いづけているが、レギュラーシーズンは不調の時期もあり打率は・284に終わった。横浜時代の08年から7年連続でマークしてきた打率3割以上の記録が途絶える苦しいシーズンとなった。インタビューでは“シリーズ男”の声もかけられたが「シリーズだけじゃなく、全部頑張りたいんですけど」と照れ笑い。それでも、「短期決戦で活躍できるのは本当にうれしいことです」とレギュラーシーズンの悔しさをバネにした活躍を喜んだ。

 アドバンテージの1勝を含めて、2年連続となる日本シリーズ進出へ王手をかけた。内川は「あと1勝ですけど、1勝するまでは100%じゃないので。チーム全体でもう一つ、絶対勝つんだという思いでやってきたいですし、ファンの皆さんもパワーでファンを後押ししてほしいです」と気を引き締めた。

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