「日本ハム３－７ソフトバンク」（１０日、札幌ドーム）

　ソフトバンクが猛打で日本ハム・大谷を攻略し、５連勝で優勝へのマジックを６とした。

　二回に無死一、二塁から松田が３２号３ランを放って先制。五回に同点に追いつかれたが、直後の六回に無死満塁から今宮が２点適時打を放って勝ち越した。さらに七回には柳田の３１号２ランでダメ押し。６投手のリレーでリードを守り切った。

　日本ハムの先発・大谷は、初回こそ３者連続三振と快投を見せたが、二回以降は苦しい投球。結局６回０／３で１０安打７失点ＫＯとなった。７失点は自己ワーストタイで、被安打１０は自己最多。プロ入り後初めて２桁安打を許した。

　決勝適時打を放った今宮は「日本ハムさんも３連勝を狙ってきたと思うんですけど、エース級のピッチャーを崩して３連勝できたので、もっと波に乗れると思います。１日も早く優勝できるように頑張っていきます」と胸を張った。