U18日本 オコエの足で同点に追いつく
「U-18W杯・スーパーラウンド、日本-カナダ」(3日、舞洲)
1次リーグでA組首位通過の日本が、B組3位のカナダと対戦。0-1と1点を追う二回、先頭のオコエが投手強襲二塁打を放った。
あの聖地の再現シーンを見ているようなスピードだった。バッテリーエラーで今大会初めて、相手にリードを許した直後、二回先頭で第1打席を迎えたオコエ。カウント2-2からツーシームに食らいついた打球は、投手のグラブを弾いて二塁方向へ転がった。
逆を突かれた二塁手が飛び込んだが、捕球できずに右翼の芝生を転々。その間にオコエは一気にオーバーランで一塁を回り、最後は間一髪のタイミングで二塁を陥れた。
「世界を驚かせるようなプレーをしたい。自分の持ち味はスピードです」と語っていたオコエ。その後、津田の進塁打(二ゴロ)で三塁に進むと、郡司が三遊間へ放ったゴロでホームに生還。オコエの好走塁によって日本がすぐさま同点に追いついた。
日本の先発オーダーは以下の通り。
(三)篠原 涼=敦賀気比
(左)杉崎成輝=東海大相模
(一)勝俣輝貴=東海大菅生
(D)清宮幸太郎=早実
(遊)平沢大河=仙台育英
(中)オコエ瑠偉=関東第一
(二)津田翔希=浦和学院
(捕)郡司裕也=仙台育英
(右)船曳 海=天理
(投)佐藤世那=仙台育英