巨人、今季最多タイ11得点で圧勝
「巨人11-3DeNA」(28日、松山)
巨人が今季チーム最多タイの11得点を奪って圧勝した。DeNAは2連敗。
巨人は一回、1死一、三塁から亀井の二ゴロの間に先制。なおも2死一、二塁から阿部が中前適時打で加点した。二回には立岡、片岡の適時打などで3点を追加。四回にも長野がバックスクリーンへチーム初の2ケタとなる10号2ラン、阿部も左翼席に8号ソロを放つ2者連続本塁打などで4点を加え、五回にも片岡、坂本の適時打で2点を追加した。
先発・マイコラスも7回を4安打無失点の好投で7勝目(3敗)を挙げた。
五回に左越え適時二塁打を放つなど、5打数5安打2打点と大当たりの2番・片岡は、お立ち台で「いいバッティングができたと思います」。5安打の固め打ちは西武時代以来5年ぶり。前の5安打を覚えているかと聞かれると「1回あったんですけど、こんな僕でも。確か1回だけだったと思います」と自虐的に答え、笑いを誘った。
6月11日・日本ハム戦で右ふくらはぎを痛め軽度の肉離れと診断され、出場選手登録を抹消。今月24日に1軍昇格したばかりでの活躍に「2軍で若い選手と汗を流していい刺激になった。残り試合も少ないですし、精いっぱい頑張ります」と決意を口にした。
DeNAは先発・久保が4回を12安打9失点と乱調。打線も抑え込まれ、九回に桑原、山下幸の適時打で3点を返すにとどまった。