“松坂2世”創志学園・高田8回無失点
「高校野球・岡山大会3回戦、創志学園6-0岡山南」(19日、倉敷マスカット)
創志学園の最速150キロ右腕・高田萌生(ほうせい)投手(2年)が、8回2安打無失点、6奪三振の快投。これで4回0封だった初戦・笠岡商戦から12回連続無失点で、危なげなく8強入りを決めた。
横浜高時代の松坂大輔(現ソフトバンク)をほうふつとさせる投球フォームから快速球を投げ込む高田は、初回こそ2四球を与えるなど制球に苦しんだものの、二回以降は貫禄さえ漂う投球で相手打線を圧倒した。
長沢宏行監督が「次の試合を考えて」と、九回は背番号1の久留昴也投手(3年)に交代。完封はお預けとなったが、高田は「監督が疲れを考えてくれたので。次の試合もしっかり打者に向かっていきたい」と、金光学園との準々決勝を見据えていた。