具志堅氏 始球式の打者で珍プレー

始球式で、打席に立った具志堅用高は、ワンバウンドの球に空振りした後、三塁を目指して走り出し、三塁を踏んでから本塁へ戻り大喜び=QVC(撮影・吉澤敬太)
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 「ロッテ-オリックス」(27日、QVC)

 WBA世界ライトフライ級王座を13回連続防衛し、国際ボクシング殿堂入りを果たした具志堅用高氏(60)が始球式に登場し、打者を務めた。

 この試合は「オリオンビールOKINAWAデー」として開催。同じ石垣島出身の大嶺祐太投手(26)を捕手に従えて打席に立った具志堅氏は、マウンドのオリオンビール・キャンペンガールの平良優衣さんの投じたワンバウンド球を、フルスイングで空振り。「走りたいという気持ちになった」と、いきなり三塁方向へ激走すると、ベース上で折り返して本塁へ戻り、「セーフ」をアピールする“珍プレー”を披露した。

 具志堅氏は「テンション上がるよね。本当はバットに当てて、沖縄まで飛ばしたかったんだけどね。それは残念ですが、楽しかったです」と満足げ。始球式後には大嶺から、殿堂入りと26日に還暦を迎えたお祝いに、赤い花束が贈られた。具志堅氏は、翌日28日のオリックス戦の先発を控える同郷の右腕に、「期待してるぞ。今年は10勝だぞ」とゲキを飛ばしていた。

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