専大26年ぶりV 昇格即優勝は日大以来

 「東都大学野球 専大1-0拓大」(20日・神宮)

 専大が完封勝ちし、89年春以来26年ぶりの優勝を決めた。1部昇格し、即シーズンを制したのは69年春の日大以来46年ぶりとなる。

 初回2死三塁から、4番・浜田竜之祐内野手(4年・鹿児島実)が左翼線に適時二塁打を放ち先制。この1点を、先発の堀田竜也投手(2年・常葉学園菊川)、大野亨輔投手(4年・星稜)、高橋礼投手(2年・専大松戸)の3投手のリレーで守り抜いた。

 OBで就任2年目の斎藤正直監督は、ウイニングボールを手に「このボールを取るまで長かったな、と。26年ですから」としみじみ。決勝打の浜田は「入学した時から2部の生活が長くて(1部優勝は)想像できなかった。やってきたキツい練習が報われてうれしい」と、喜びに浸った。

 専大は勝ち点4、8勝2敗で全日程を終了。中大、国学院大が残り試合に連勝して勝ち点4としても勝率で及ばないため、専大の優勝が決まった。

 敗れた拓大は、最下位が確定。2部1位との入れ替え戦に回る。

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