巨人 17安打猛攻で3連勝

好投する巨人・高木勇人=東京ドーム(撮影・園田高夫)
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 「巨人10-3阪神」(3日、東京ド)

 巨人は3-3の同点で迎えた六回に金城の左翼線への2点適時二塁打で勝ち越し、七、八回にも加点する大勝で3連勝とした。先発で6回を6安打3失点(自責2)のドラフト3位・高木勇人(三菱重工名古屋)は、開幕から無傷の5連勝。66年の堀内恒夫以来、球団史上49年ぶり5人目の快挙となった。

 2点を追う巨人は三回1死一塁、片岡が左翼への2ラン。同点に追いつくと、続く四回には1死一、二塁から小林の中越え適時二塁打で3-2と勝ち越した。

 五回に追いつかれた巨人は六回2死一、三塁、金城の左翼線への2点適時二塁打で勝ち越し。七回にも相手失策に乗じて2点を加えると、八回には1死一、二塁から鈴木の左翼越え3ランでリードを大きく広げた。

 決勝打を放った代打・金城はお立ち台で、「緊迫した場面で使って頂いて、本当に良かった。気迫と執念で打ちました」。八回に6年ぶり10本目となる一発をたたき込んだ鈴木は「練習でも打ったことがないんで、ボールが飛んでビックリ。今日来てるお客さんもビックリしたんじゃないでしょうか」と笑わせ、「ホームランはもう十分。走る方で多くの得点を」と、足のスペシャリストとしての貢献を誓った。

 阪神は二回、1死一、三塁から藤井の遊ゴロの間に先制。三回にも福留の中犠飛で2点目。三回に追いつかれ、四回に勝ち越されたものの五回、2死一、二塁から福留の右前適時打で同点としたが、六回に再び勝ち越されると、その後は毎回の得点を許した。先発の能見は勝てば巨人戦20勝となる試合だったが、6回を投げ10安打5失点と打ち込まれた。

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