広島カープ経済効果256億円 優勝想定、黒田人気も
プロ野球・広島東洋カープがリーグ優勝すれば、広島県内の経済効果は年間256億円-。中国電力(広島市)のシンクタンク「エネルギア総合研究所」が24日、そんな試算を公表した。
8年ぶりに黒田博樹投手が古巣に戻って優勝に期待が高まる中、カープがシーズンを通して好調を維持し、日本シリーズに進出するという“シナリオ”で算出した。
同研究所によると、県内でのカープの主催試合や、日本シリーズなど計約80試合で観客が支払うチケット代、グッズ購入や宿泊費などの合計額を経済効果と定義した。
昨年に比べ39億円の増加で、マツダスタジアムがオープンした09年以降、最大と予測。