3年ぶりにプロ野球日本一となった福岡ソフトバンクホークスの優勝パレードが24日、本拠地・福岡市の中心部であり、約35万人が約2・5キロのコース沿道を埋め、選手らと喜びを分かち合った。有終の美を飾った秋山幸二前監督が「最後にこういう形でパレードできて良かった」とすがすがしい表情を見せ、孫正義オーナーは「(秋山氏の)最高の花道になった」と頬をゆるめた。
秋山氏や孫氏、松田宣浩選手が乗ったオープンカーを先頭に午前11時に出発。日本シリーズの最高殊勲選手(MVP)に輝いた内川聖一選手、王貞治球団会長らも後続の車に乗り、チーム名が書かれた小旗を手にした市民らに笑顔で手を振っていた。