「日本シリーズ第４戦、ソフトバンク５－２阪神」（２９日、ヤフオク）

　ソフトバンクが延長十回に中村のサヨナラ３ランで勝利。第２戦からの３連勝で日本一に王手をかけた。

　今シリーズ初の延長戦。ソフトバンクは２－２の十回２死一、二塁から、中村が阪神の守護神・呉昇桓から右翼ポール際へサヨナラ３ランを放った。

　揺れるスタンド、歓喜のホームイン。中村は待ち受けたナインにもみくちゃにされた。秋山監督の勝利監督インタビューが終わり、ベンチからお立ち台に向かった。

　－中村晃選手です！この大歓声、お立ち台はいかがですか。

　「本当に最高です！ハイッ」

　－チャンスでの打席。相手は守護神の呉昇桓投手でした。

　「ずっとポストシーズンで結果を出せていなかったので、何とかしてやろうと打席に入りました」

　－打った瞬間は。

　「最高ですけど、ファウルになるかなあと。切れないでくれと思いましたが、よく飛んでくれました」

　（チームにとって）大きい１勝。

　「いい勢いがつく勝ち方だったと思います。明日何とか勝てるように選手全員で頑張りたい」