駒大完勝!エース今永11K完封
「東都大学野球、駒大8‐0国学院大」(16日・神宮)
駒大が完勝した。エース・今永昇太投手(3年・北筑)が、11奪三振で2安打完封し、今季2勝目を挙げた。
最速146キロの直球にはキレがあり、六回までは無安打投球。七回1死から初安打を許して快挙は逃したが、無四球と制球もよく、危なげなかった。
亜大・山崎に並ぶ現役最多のリーグ戦通算13勝目を挙げた左腕は「直球はリリースの感じが初回からよかった。(無安打無得点は)意識はしたけど、期待してなかったのでダメージはなかった」と貫禄のコメント。投球数は120球ちょうどだったが「いい投手は120球以内で三振も取れて完封する。それが実行できている」と、納得の表情を見せた。
打線は、初回に6番・斎藤導久外野手(4年・愛知)の適時内野安打などで2点を先制すると、その後も効果的に加点。八回には今秋ドラフト候補の江越大賀外野手(4年・海星)が左中間への3ランを放つなど、14安打で圧倒した。