「巨人１‐０広島」（４日、宇都宮）

　首位・巨人が広島に３連勝。阪神がＤｅＮＡに勝ったことで、巨人に優勝マジック２２が点灯した。

　巨人は地元・栃木県出身の先発・沢村が７回５安打無失点で３勝目（３敗）を挙げた。

　六回１死一、三塁から長野の二ゴロ併殺崩れの間に１点を先制。八、九回を西村、山口、マシソンのリレーで逃げ切った。

　沢村は「ここ（宇都宮）で投げることが決まってから、目標にしてやってきました。栃木で育って、この球場でも思い出があり、楽しかったです。ありがとうございました」と郷土のファンへ感謝の気持ちを表した。

　広島は３連敗。母校・済美高の上甲正典監督（享年６７）が２日に急逝した福井が先発し、６回３安打１失点と好投したが、援護に恵まれず、３敗目（３勝）を喫した。