稲葉「自分のバッティングできなく…」

引退を発表する日本ハム・稲葉篤紀=札幌ドーム(撮影・吉澤敬太)
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 日本ハムの稲葉篤紀内野手(42)が2日、札幌ドーム内で記者会見を開き、今シーズン限りでの引退を表明した。「私、稲葉篤紀は今シーズン限りで引退することを決めましたのでご報告させていただきます」と話した。

 引退を決めた時期については「キャンプ中、半ばぐらいに決めてました」と明かした。

 現役20年目の今季4月には左膝の手術を行い、シーズン復帰。「体力的にもいつもやったことが、できない。自分のバッティングができなくなったことで(引退を)決めた」と話した。

 思い出について問われると「2006年の日本一、新庄さんがいて、新庄さんが全国にファイターズの名を知らしめてくれた。2005年、(FA宣言して)どこにも声がかからなかった中、取ってくれた球団に少しでも恩返しができたかなと思った」と振り返った。

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