81年生まれ中日・朝藤コンビ投打の殊勲

5回、上本の打球を好捕した藤井をハイタッチで朝倉ら中日ナイン(撮影・飯室逸平)
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 「中日8‐4阪神」(14日・ナゴヤD)

 1981年生まれ、愛知の高校球界で活躍した同学年の中日・朝倉(東邦)と藤井(豊橋東)が投打のヒーローとなった。

 朝倉は立ち上がりに2点を失ったが、「初回にああいうやられ方をしたんで冷静になって、二回からは低めに投げられた」と、二‐五回は好調阪神打線をノーヒットに抑えた。

 ナゴヤドームでは実に4年2カ月ぶりの勝利だ。朝倉は「なかなか勝ててないなと思っていたが、4年も勝ってないとは思わなかった」と振り返り、逆転弾の藤井の打席は「打ってくれると信じて見ていた」という。

 その藤井は「何とかしたかった。久しぶりにいい感触だった」と逆転3ランの手応えをかみしめた。この日は首位打者を争うルナ、大島が先発から外れ、“飛車角落ち”となった打線にあって奮起した藤井は「チームはみんなでやっている。誰がいて、誰がいないは関係なく、1試合1試合に向かって行くだけ」と頼もしかった。

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