ドジャースが地区S突破王手! 大一番で山本由伸が価値ある1勝呼び込む「絶対に勝たないとけない」7回1失点10奪三振でPS通算8勝目 5番降格の大谷翔平は1四球無安打
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ブレーブス1-3ドジャース」(6日、アトランタ)
ドジャースが山本由伸投手の7回1失点10奪三振の好投で優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。ドジャース移籍後初めて「5番・DH」に降格した大谷翔平投手は2打数無安打1四球だった。
山本は立ち上がりからブレーブス・セールとの投げ合いに一歩も引かなかった。立ち上がりから安定した投球を見せ、ともに序盤3イニングで6奪三振を奪い無失点の好投。四回に打線が一発攻勢で3点を援護すると、直後のイニングでスコアボードにゼロを刻んだ。
しかし五回、先頭から連打を浴びて一、二塁のピンチを招いた。1死後に四球で満塁と傷口を広げた中、山本は冷静にボルドウィンは一ゴロに仕留め、この間に1点を献上。なおも2死二、三塁でアクーニャは二ゴロに打ち取り最少失点で切り抜けた。
六回、七回と安定感は揺るがず、最終的に2桁奪三振に到達。3点の援護があればポストシーズンでも無敗という圧倒的な強さをまざまざと見せつけた。降板後にはロバーツ監督とハグをかわし、お尻を強くたたかれてビクッとする様子も。次々とナインとハグをかわし、笑みを浮かべた。
試合後のヒーローインタビューでは「1勝1敗で来ていたので絶対に勝たないといけない。いい集中力で投げられた」と語った。多くの空振りを奪ったが「ストレートも調子よかったので、強いボールを投げられていたので自然と増えた」と明かした。
打線は四回にポストシーズンで異常な強さを発揮するキケ・ヘルナンデスが左翼へ確信の先制2ランを放った。通算17本目のPSアーチにベンチの山本も笑みを浮かべた。さらに2死からフリーマンも右翼へ2試合連続のアーチ。第1打席で逆方向へ特大飛球を放つもホームランキャッチで阻止されていただけに、打ち直しの一撃だ。
大谷は初回2死一、二塁の好機にセールのスライダーにバットが止まらず空振り三振。第2打席の三回2死一、三塁の場面は打撃妨害により出塁して好機を拡大した。第3打席は左飛に倒れたが、第4打席は冷静にボール球を見極めて四球を選んだ。
これでドジャースは2勝1敗とし、地区シリーズ突破に王手をかけた。負ければ相手に王手がかかる中、重圧がかかるマウンドで相手に流れを渡さなかった山本の投球が勝敗を分けた形になった。降板後にはナインが続々と握手とハグを求めてきたことが、その事実を物語っていた。
